添加物とペットフードの安全性について

平成14年6月19日
ペットフード工業会
技術安全委員会


 掲題の件につき、当会の見解をお知らせします。

 ペットフード用の添加物については、アメリカやヨーロッパでは、飼料関連法の中でペットフードとして使用が認められている添加物が決まっています。アメリカではAAFCO(米国飼料検査官協会)がその選定にあたり、ヨーロッパについてはFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)がそれぞれペットフードの添加物リストを示しています。また、これらの国から海外へ輸出される場合は、製造国の規準とそれぞれの輸出先国の規則に準拠して製造されています。

 日本においては、ペットフード工業会の「添加物使用に関する自主規準」が有り、全ての会員は、この規準の下に製造・輸入を行っています。この「添加物使用に関する自主基準」は、アメリカ、ヨーロッパで使用可能な添加物、および日本における食品添加物、飼料添加物に限られています。
 添加物には使用制限のあるものもあり、製品の安全性には世界的な科学的見地の下に十分に配慮して利用されています。

 日本においては、欧米のように直接的法規制がないとの理由で不安視されることがありますが、当会では、自主規制の遵守内容を「添加物便覧」として作成し、会員へ配布し指導の徹底を図っております。また、同時に会員以外の関係官庁や、獣医師団体、大学などにも配布し理解を深めてもらっています。

 添加物の表示については、アメリカ(AAFCO)とヨーロッパ(FEDIAF)とで表示方法等が異なっているため、これが日本への輸入障壁とならないこと、また購買者にいたずらな混乱を与えることのないような表示となるべく、ペットフード工業会内で鋭意研究している段階であります。

 現在食品の表示に関してさまざまな事件が起こり、法規制強化の動きがありますが、ペットフード工業会は、発足以来37年間製造者の自己責任の徹底に勤め、このような消費者の利益に背く行為が起きていない事を誇りに思い、より品質の高い、安全性の確保された製品を提供できる様努力して参ります。

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