ペットフード工業会ニュース

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2003年2月

第9回(平成14年度)犬猫飼育率 全国調査 発表

飼育率は犬16.7%(952万3千頭) 猫10.7%(711万9千頭)
犬猫の飼育を通じて“生活に潤いを感じる”人が増加傾向
集合住宅の犬猫飼育を賛成する人は8割を超える


 ペットフードメーカーなど43社(正会員26社、準会員3社、賛助会員14社)で組織するペットフード工業会〔東京都中央区、会長:椎野 雅博〕では、第9回(平成14年度)犬猫飼育率 全国調査を実施しました。この犬猫飼育率 全国調査は、平成6年より実施しており、今回で9回目。昨年の10月に全国を対象に調査し、この度その結果がまとまりました。
 平成14年度の全国飼育率は犬が16.7%(前年17.3%)、猫は10.7%(前年10.8%)となり、昨年に比べ犬は微減傾向、猫は横ばいとなっています。頭数は犬の数が952万3千頭、猫の数が711万9千頭となっています。

犬猫を飼育している理由として「生活に潤いを感じる」人が上昇
飼育理由として犬猫と共に生活することから得られる精神的な効用をあげる人が定着


 犬猫の飼育理由では、生活に癒しを求める世相を反映してか「生活に潤いを感じるから」という理由が犬で36.5%(01年32.8%/98年28.8%)、猫で33.6%(01年25.2%/98年26.5%)と上昇傾向にあります。また、「一緒にいると楽しいから」という理由についても、猫で45.4%(01年40.5%/98年36.2%)、犬で46.9%(01年44.4%/98年37.1%)と年々増加しており、特に猫での上昇傾向が顕著です。
今後の傾向として「かわいいから(54.6%)」「動物が好きだから(49.6%)」という理由は普遍的に変わらないものの、「生活に潤いを感じるから」「一緒にいると楽しいから」、また「家族のコミュニケーションに欠かせないから(36.0%)」といった犬や猫と共に生活をして得られる精神的な効用を理由としてあげる人は、今後も増加し、定着していくものと考えます。

集合住宅での犬猫飼育に賛成する人が8割以上!
マナーを守って迷惑をかけなければOK


 集合住宅での犬猫飼育についての設問では、これまでも70%近くが犬猫飼育に賛成していましたが、今年の調査では81.3%と10%近く急増しています。特に「マナーを守って他の住民に迷惑をかけなければ自由」と考える人が61.9%(01年49.3%)となり12%以上の上昇となっています。
 集合住宅で飼育することへの意識の高まりやペット可集合住宅の増加が比率を急上昇させた要因であると考えています。
また、集合住宅でのペット飼育を受け入れる状況が整えられてきているものの、一方でマナーを守るなど責任を持って飼育することがコミュニティでの大原則であることを飼育者一人一人が認識することが大変重要であることがデータからも読み取れます。

集合住宅に住んでいる人、20・30代の若い世代で高い犬の飼育意向

 犬猫を飼っていない人たちの中でこれから「犬を飼ってみたいと思っている」人は、住居形態から見ると、集合住宅に住んでいる人が26.5%と一戸建ての20.1%を上回りました。また、年代で見ると20代以下38.9%、30代28.5%となっており、20・30代の若い世代の間で「犬を飼ってみたい」という飼育意向の高さが伺えます。

ペットフードの利用率は着実にアップ

 また、農林水産省の平成13年度ペットフード産業実態調査にあるペットフード流通量から算出したペットフードのカロリー充足率(全食事のうちペットフードが占める割合)は犬で43.8%(前年43.2%)、猫で74.0%(前年66.6%)となり、ペットフードのカロリー充足率は、特に猫で上昇傾向にあります。
 今回の調査でも、毎月のペットフードの利用割合は「ほとんどペットフード」としている人の割合が犬では、平成10年度51.9%から平成14年度67.6%に、猫では平成10年度67.6%から平成14年度73.9%となっています。

 今後もペットとの暮らしやすい社会の実現に向けて、当工業会では啓蒙活動などに尽力していきたいと考えています。なお、第9回(平成14年度)犬猫飼育率 全国調査のデータは、2月上旬より当工業会ホームページ(http://www.jppfma.org)にてご覧いただけます。

第9回(平成14年度)犬猫飼育率 全国調査
−平成14年10月調査−(単位:千頭 )

内猫 外猫 合計

頭数 飼育率 頭数 飼育率 頭数 飼育率 頭数 飼育率
平成14年度 9,523 16.7% 6,203 8.0% 916 2.7% 7,119 10.7%
平成13年度 9,867 17.3% 6,600 8.1% 917 2.7% 7,517 10.8%
前年比 96.5%
94.0%
100.0%
94.7%
(ペットフード工業会)

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