ペットフード工業会ニュース
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平成17年1月
第11回(平成16年度) 全国犬猫飼育率調査結果
犬は18.8%(1,245万7千頭)、猫は15.1%(1,163万6千頭)

新たな調査方法を用い実数調査 猫は初めて1,000万頭を超える
犬や猫の家族化傾向を反映し室内飼育比率さらに高まる
ペットの“食の安心・安全”にも関心高まる


 ペットフードメーカーなど60社[正会員29社、準会員6社、賛助会員25社]で組織するペットフード工業会[東京都中央区、会長:高原 利雄]では、平成16年度全国犬猫飼育率調査を行い、この度その結果がまとまりました。
 前回の第10回調査では単身世帯でのペット飼育の実態を知るために初めて聞き取り調査を実施した結果、当初の予想より飼育率が高かったため、今回はより精密な実数把握にむけてインターネットを使った新たな調査方法を採用しました。また、単身世帯の調査対象は、2人以上世帯と同じく全国としました(前回は京浜、京阪神、東海地域のみ)。
 その結果、飼育率は犬18.8%(昨年度参考値*:18.3%)、猫15.1%(同:12.4%)、飼育頭数は犬が1,245万7千頭(同:1,113万7千頭)、猫は1,163万6千頭(同:808万7千頭)となり、犬は1,200万頭を超え、猫については新たな調査手法により、初めて1,000万頭を超えました。
昨年度参考値:
昨年度までは調査員が面接聴取法にて聞き取り調査を行ないましたが(6,278サンプル)、今回から 新たな調査方法(インターネット調査)を導入し、また2人以上世帯と単身世帯に分けて各設問の回答を得ているため、昨年度の数値は“参考値”として扱うことと致しました。


●犬猫の“家族化”傾向続く
 室内飼い増加により飼い主とペットの距離さらに近づく

 飼育形態としては、昨年度初めて犬の室内飼育が屋外飼育を上回りましたが、今年度の調査では室内飼育率(約60%)が屋外飼育率(約30%)の約2倍にまで及んでいることが分かりました。また、猫の室内飼育割合は7割を超え、特に単身世帯ではほぼ8割近い(79.1%)飼い主が室内飼いという結果となりました。「猫は室内で飼う」という認識が飼い主の間ですっかり定着したことがうかがえます。


●犬猫が一人暮らしのパートナー 顕在化した更なるペット飼育意向
 現在ペットを飼っていないが飼育意向がある世帯を対象に“今後飼育する場合のきっかけ”を質問したところ、「犬や猫を飼える住居や周辺環境が整ったとき」という意見が「経済的なゆとりができたとき」や「時間的な余裕ができたとき」をはるかに上回りました。この傾向は単身世帯で特に顕著に見られ、2人以上世帯を10ポイント以上上回る(犬飼育意向67.9%、猫飼育意向77.9%)結果となりました。増加傾向にあるペット可集合住宅など犬猫の飼育環境がさらに整備されれば飼育頭数も引き続き増加していくものと当工業会では分析しています。

●ペットの“食の安全・安心”に関心高まる
 犬猫の食事・ペットフードに関しては、「原材料が安心できる」、「体調/年齢に合わせた」、「高齢化や生活習慣病に対応した」食事を与えたいという意見が上位を占めており、人間同様、ペットに対する“食の安心・安全”への関心の高まりや、自分の愛犬・愛猫にあったペットフードを与えたいという意識の表れが垣間見れます。

 今後もペットとの暮らしやすい社会の実現に向けて、当工業会では啓発活動などに尽力していきたいと考えています。


第11回(平成16年度) 全国犬猫飼育率調査 (単位:千頭)
 
内猫 外猫 合計
頭数 飼育率 頭数 飼育率 頭数 飼育率 頭数 飼育率
全国計 12,457 18.8% 10,370 11.4% 1,266 3.7% 11,636 15.1%
《調査概要》 ●対象:全国の16〜69歳の2人以上世帯者および単身者の男女 ●調査方法:Web調査
●時期:平成16年10月 ●回収数:3,424サンプル(人)

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